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月別アーカイブ: 2025年7月

ヒモト設備の消火日誌~流れ~

皆さんこんにちは!

ヒモト設備工業株式会社、更新担当の中西です。

 

消火設備の設置工事ってどんなことをするの?〜現場での作業の流れをご紹介〜

当ブログをご覧いただきありがとうございます。
前回は「消火設備って何?」という基本的なところをお話ししましたが、今回はもう一歩踏み込んで、「実際の設置工事ってどんな風に行われているの?」という疑問にお答えします。

消火設備の設置といっても、ただ部品を取り付けるだけではありません。法律や建物の構造、安全性に配慮しながら、綿密に計画・施工されているんです。ここでは、一般的な設置工事の流れをご紹介します。


工事の基本的な流れ

1. 現場調査・打ち合わせ
まず最初に行うのが現場調査です。
建物の構造や用途、空間の広さ、天井の高さ、電源・配管の位置などをチェックし、必要な設備の種類や設置方法を検討します。消防署との事前協議や、施主様との打ち合わせもこの段階で進めます。

2. 設計・消防署への申請
現場調査の内容をもとに、消防法や建築基準法に適合するように設計図を作成します。
スプリンクラーの配置、消火栓の位置、配管のルート、警報装置の設置箇所などを正確に設計し、消防署への申請書類も提出します。

3. 実際の工事(設備・配管の取り付け)
設計が完了し、申請が通ったら、いよいよ工事の開始です。
スプリンクラーヘッドや消火栓、配管、電気配線などを現場で取り付けていきます。特にスプリンクラーは、空調設備や照明器具と干渉しないよう、配管ルートを綿密に調整する必要があります。
狭い天井裏や壁内部に配管を通す作業は、経験と技術がものを言う工程です。

4. 試運転・調整・自主点検
すべての設備を取り付けた後は、必ず試運転を行います。
水圧や放水角度の確認、誤作動の有無、警報の動作確認など、細かくチェックして不具合がないか確認します。水漏れがないか、火災時に正常に作動するかどうかを確認するため、数回にわたって検査を行うこともあります。

5. 消防署の立ち会い検査・完了報告
すべての設備が正しく作動することを確認したら、消防署の立ち会い検査を受けます。ここで問題がなければ、工事は完了です。消防法に基づいた報告書を提出して、無事に引き渡しとなります。


実際の現場では…

工事は建物の利用状況に応じて、夜間や休日に作業を行うことも少なくありません。
たとえばショッピングモールやオフィスビルでは、日中は営業しているため、お客様や従業員の安全を確保するために作業は深夜に及ぶこともあります。
その分、私たちは「目立たず、確実に、丁寧に」をモットーに、静かに迅速に工事を進めていきます。


消火設備の設置工事は、単なる“取り付け”ではなく、命と建物を守るための「防災インフラ」を築く大切な仕事です。
次回の第3回では、「代表的な消火設備の種類とその特徴」について詳しく解説します。
それぞれの設備がどんな場面で活躍するのか、どんな建物に向いているのかをわかりやすくご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!

次回もお楽しみに!

 

 

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ヒモト設備の消火日誌~種類~

皆さんこんにちは!

ヒモト設備工業株式会社、更新担当の中西です。

消火設備ってなに?〜火災から命と財産を守るために〜

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

今回のテーマは「消火設備とは何か?」です。
普段の生活の中で火災を意識することはあまり多くないかもしれません。しかし、火災はいつ、どこで発生してもおかしくない危険な災害の一つ。いざというときに被害を最小限に抑えるために、建物にはさまざまな消火設備が備えられています。

では、その「消火設備」とは具体的にどのようなものなのでしょうか?


消火設備の主な種類

私たちが設置や点検を行っている消火設備には、次のようなものがあります。

  • スプリンクラー設備
     天井に設置されたノズルから水を自動的に噴出して、初期消火を行う設備です。主に高齢者施設や病院、ホテルなどの大規模施設に使われています。

  • 屋内・屋外消火栓設備
     建物内部や外部に設置され、ホースを接続して放水する設備です。消防隊の活動をサポートする役割も担っています。

  • 消火器設備(粉末・泡・ガス)
     最も身近な初期消火器具です。場所や用途に応じて、さまざまな種類があります。

  • ガス系消火設備
     電気設備やコンピュータが多く、水が使えない環境に向いています。火災の熱や煙を感知して、窒息消火を行います。

  • 自動火災報知設備
     煙や熱を感知し、ブザーやサイレンで火災を知らせる設備。多くのビルや施設に標準装備されています。


設備は“建物に合わせて最適化”されている

消火設備は、建物の大きさや用途、構造によって必要なものが異なります。
たとえば、商業施設ではスプリンクラーや火災報知設備が欠かせませんし、工場では油や薬品など特殊な火災に備えるため泡消火設備やガス系設備が選ばれます。

これらを正しく計画し、安全かつ確実に設置するのが、私たち消火設備工事会社の仕事です。
単に設備を取り付けるだけでなく、建物の構造や配線、配管ルートを熟慮し、万が一の時に最大限の効果を発揮できるように工事を行います。


火災が起きてからでは遅い――だからこそ、日頃から備えることが大切なんです。
消火設備は、目に見えにくい存在かもしれませんが、私たちの生活を「もしも」のときに支えてくれる大切なパートナーなのです。

次回もお楽しみに!

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