
皆さんこんにちは!
ヒモト設備工業株式会社、更新担当の中西です。
“静か”だけど、いざという時の主役🔥
オフィスビル、工場、病院、商業施設、マンション…
私たちが出入りしている建物のほとんどには、**何かしらの「消火設備」**が入っています。
でも、多くの方にとっては、
「スプリンクラーって、天井についてるあれでしょ?💦」
「赤いホースがあるけど、正直どう使うのか分からない…」
「年に一度、消防点検の人が来てるけど、何してるのかよく知らない」
そんな“なんとなく知ってるようで知らない存在”かもしれません。
今回は、消火設備業として私たちがどんな仕事をしているのか、
そして、皆さんの命と財産を守るために、どんな想いで現場に向き合っているのかを、できるだけ分かりやすくお伝えしてみたいと思います🚒✨
一言で消火設備と言っても、その種類はさまざまです。
建物の用途や規模によっても、必要な設備は変わってきます。
代表的なものを挙げると…👇
スプリンクラー設備
火災の熱を感知すると、自動的に散水して火をたたくシステム🚿
屋内消火栓設備
廊下や階段の横に付いている赤い箱。ホースを伸ばして、水をかけられる設備💧
屋外消火栓設備
敷地内にある、地上や地中にある消火栓。消防隊がホースをつなぎ、水を取るポイント👨🚒
泡消火設備・ガス消火設備
大量の電気設備室、危険物倉庫など、水を使えない場所に使うシステム
消火器
皆さんも一番身近な、手で持って操作するタイプの初期消火用器具🧯
これらを建物の用途・規模・人の出入り・火気の有無などを総合的に見ながら、
「どの設備を、どこに、どの規模で配置するか」を決めていくのが、消火設備業の大事な役割の一つです📐
よく誤解されるのが、
「消火設備の会社って、工事のときだけ来るんでしょ?」
というイメージ。
実際には、新築・改修の工事だけでなく、その後の点検・保守がとても重要な仕事です。
建物の図面をもとに、必要な設備の種類と配置を設計
法令(消防法・建築基準法など)に適合しているかをチェック⚖️
施工図を作成し、他設備(電気・空調・配管など)との取り合いを調整
現場で配管・配線・機器取り付けを行い、試運転・性能試験
ここでは、「規定通り」だけでなく、実際に避難や消火活動をする人の動きもイメージしながら設計することが大切です。
消火設備は、完成して終わりではありません。
むしろ大事なのは**「毎日ずっと、動かないでいてくれている間に、ちゃんと動ける状態を保つこと」**です。
年2回の消防設備点検(機器点検・総合点検)🔍
ポンプやバルブ、警報盤、スプリンクラーヘッドなどの作動確認
劣化・腐食・不具合の早期発見と修繕提案
消防署への点検報告書の作成・提出サポート
この「地味だけど欠かせない仕事」が、私たち消火設備業の毎日の中心とも言えます😊
火災は、いつどこで起きるか分かりません。
そのうえ、**一度も火事が起きていない建物ほど、“設備が正常に動くか実戦で試されていない”**とも言えます。
だからこそ私たちは、
点検や改修の際にはこんな点を特に大切にしています👇
手順通りに動作するか
→ ポンプが動く、バルブが開く、警報が鳴る、表示灯が光る
人の動線とケンカしていないか
→ 荷物で塞がれていない?見えない場所に避難器具が隠れていない?
使う人の目線で分かりやすいか
→ 表示や案内が小さすぎない?初めてでも直感的に操作できそう?
私たちが現場でよくお伝えするのが、
「機械がどれだけ優秀でも、“使えない場所”や“使えない状態”にあったら意味がありません」
ということです⚠️
だから、点検の際には、
設備だけでなく「周りの環境」も含めてチェックしていきます。
実際の現場でよく見かける、「これはちょっと危ない…」というケースをいくつかご紹介します。
「通路を広く取りたいから」「とりあえずここに置いておこう」
という理由で、赤い消火栓ボックスの前にダンボールや荷物が積まれているケース…。
火事が起きたとき、
すぐにホースが取り出せなければ、それだけ初期消火のチャンスが減ります。
スプリンクラー設備などでは、
どこかのタイミングで、
工事のために一時的に止めた
間違えて閉めてそのまま
というケースが実際に起きています。
点検時に確認していなければ、
「見た目はあるけど、水が来ない設備」
になっていた可能性も…💦
書類上は点検済み
実際に装置を動かしてみると、正常に動かない
という、“見せかけ点検”になっていることも稀にあります。
私たちは、
チェックした箇所・動かしてみた項目・試験結果を、できるだけ写真やデータで残すことを心がけ、
「ちゃんと中身のある点検」をするよう努めています📷
私たちがこの仕事を続けている理由は、
単に“設備が好きだから”だけではありません。
商業施設なら、お買い物に来るご家族👨👩👧
病院なら、体調の悪い患者さんや付き添いの方
高齢者施設なら、逃げるのに時間がかかる入居者の方
それぞれの建物に、
「そこにいる人たちの状況」があります。
点検中や改修工事中も、
大きな音が出る作業は時間帯を考える
分かりにくい場所は、表示を追加する提案をする
説明の際、専門用語だけで話さない
など、「設備のため」だけでなく「使う人のため」を意識して動くことを心がけています😊
消防法や建築基準法は守らなければいけません。
でも、それはあくまでも最低限のライン。
「法律的にはギリギリOKだけど、実際の運用を考えると心配」
「高齢者や子どもが多い施設なら、もう少し余裕を持った設計の方が安心」
といった場合には、
“+αの安全”につながる提案もさせていただきます。
急な漏水
誤作動
火災報知設備のトラブル
など、緊急で呼ばれることも少なくありません。
そんなときに、
「すぐ来てくれてよかった」「顔を知っている業者さんで安心した」
と言っていただける関係性を大切にしています✨
「消火設備はプロに任せる」としても、
普段のちょっとした心がけで、火災リスクを下げることができます。
消火器の場所を、従業員・家族で共有しておく
屋内消火栓や避難器具の前に物を置かない🚫
コンセントのたこ足配線やホコリを放置しない
台所から離れるときは、必ず火を消す
「あれ?いつもと違う音がする・ランプが点いている」と感じたら、早めに管理会社や設備業者に相談
これだけでも、
「大きな火事になる前に防ぐ」チャンスがグッと増えます😊
消火設備は、普段は存在を意識されにくい“縁の下のヒーロー”🦸♂️
消火設備業は、設計・施工・点検・保守を通じて、建物と人を守る仕事
法令を守るだけでなく、「使う人」の目線に立った提案と点検が大切
皆さんの日頃の小さな心がけも、火災防止にはとても大きな力になります
私たち〇〇設備は、
「できれば一生活躍しないでいてほしい設備」を、
それでも“いざ”という時に確実に動かすために、
今日もネジ一本・バルブ一つを大事に見つめています🔧
もし、建物の消火設備について
ちょっと気になるところがある
点検や改修について相談したい
何がどこにあるのか一度きちんと把握したい
そんなお悩みがありましたら、
どうぞお気軽にご相談ください😊
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